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湿度センサーを使った測定器
それでは、これからの湿度センサーを使用した計測器にはどういう種類があるのでしょうか。 また、実際に使う立場にたった場合、どういう機種を選定すればよいのでしょうか。 この回では、神栄(株)の温湿度機器を例にあげ、具体的な機種の説明を行います。 測定器を選定する場合、なにを一番始めに考える必要がありますか? つまりなぜ測定するか、その測定結果をどうするか…が重要です。測定器(湿度計に限らず)を使用する目的は、大きく分けて3つに分けられます。
測定器(湿度計に限らず)を使用する目的
- その場で被測定物(湿度の場合は雰囲気等)のチェックを行う。
- 被測定物を監視、もしくは、制御する。
- 被測定物の状態データの蓄積を行う。またそのデータの解析を行う。
この3つの目的は独立している場合もありますのが、重複している場合もあります。たとえば、被測定物の状態を常時監視しながらデータ記録も行う。等々。 これらの目的を満足させる為に、測定器には最低限測定値を表現する機能が必要です。この表現の方法により色々な種類の測定機器があり、また、不必要な機能を持たないように適切な機器を選定することが使う立場、検討する立場の人たちに要求されます。それでは、神栄(株)製温湿度機器ラインアップを例に取り分類してみましょう。まず、種類が多いので、次のフロー図を頭に入れておいて下さい。
▼当資料の初出(1999/3)時のラインナップです▼
このフロー図では解かりやすいようにかなり大まかな分類にしてみました。これらの製品以外にも幾つかのものがありますが、取りあえず上記の製品にて説明を続けます。詳細仕様は、別途カタログで確認して下さい。
デジタル温湿度計
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TRH-CA ハンディタイプデジタル温湿度計
温湿度記録装置
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THR-21 温湿度記録計
温湿度変換器
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RHD-Jシリーズ 室内型温度・温湿度・検出器
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THT-Bシリーズ ラボ用温湿度変換機
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THT-Sシリーズ プロセス用温湿度変換機