温度範囲と温度分解能、用途で選べる3種類のモデル
【R300SR】
・様々なアプリケーションに対応可能なスタンダードモデル
・温度分解能 0.03℃ /測定温度範囲 -40~500℃
【R300SR-H】
・上限2000℃までの高温計測を可能な高温測定モデル
・温度分解能 0.03℃ /測定温度範囲 -40~2000℃
【R300SR-S】
・クラス最高水準の温度分解能を実現した高温度分解能モデル
・温度分解能 0.025℃/測定温度範囲 -40~120℃
【カメラ内蔵の複数枚超解像処理機能により画素数を4倍に向上】
連続する複数枚のフレームを参照して高度な演算を行い、映像のぼやけやちらつき(ノイズ)を抑えながら、被写体が本来持つ緻密さを、解像度を高めながら復元します。
通常の記録モード:320x240画素 空間分解能:1.2mrad
超解像(SR)モード:640x480画素 空間分解能:0.8mrad相当 ※
【ソフトウェアにより、超解像処理データを更に鮮明化】
標準添付の解析ソフトウェア『InfReCアナライザ NS9500』シリーズには、超解像モードで撮影された画像をさらに鮮明化する「鮮明化機能」を搭載しました。
建築物のクラックや電子基板の配線などの、微細な温度差をより鮮明に見せることが可能です。
【クイックパノラマモードの合成精度と操作性を向上】
クイックパノラマモードでは、水平方向で最大約70°または垂直方向で最大約52°相当のパノラマ熱画像を撮影できます。PCを使わずにカメラ本体でjpegファイルのパノラマ画像を撮影できるため、撮影後にそのままレポートに添付することができます。
このたび、R300SRのクイックパノラマモードでは、合成に使用する画像数を最大4枚から6枚に増やし、合成精度を向上させました。また、任意の画角で撮影を終了できるため、標準モードとパノラマモードを切り替えずに様々な大きさの対象物を撮影することが可能です。
【デジタルズーム時のスクロール機能搭載(スクロールインジケータ採用)】
超解像撮影データ、パノラマ撮影データも最大4倍までの連続ズーム表示が可能です。
任意の箇所をスクロールインジケータで確認しながら拡大できます。