湿度供給装置Humiシリーズ
高温高湿槽 HumiGrow
【概要】
Humi Growは従来の恒温恒湿槽では実現できなかった100℃以上の槽内でも加湿出来るシステムです。
恒温槽内の複数のチャンバーにそれぞれ任意の湿度条件を設定することも可能です。これにより長期の信頼性試験や暴露試験などが可能になります。また、ハーメチックシールを使うことにより電気的特性試験も可能になります。(オプション)
【電磁弁切り替えフロー】
プログラム運転画面にて湿度、時間、試料チャンバーへの設定値を入力します。
チャンバー A/B/Cを指定した場合の電磁弁フロー
(1) 電磁弁A開(ご指定時間)→ 電磁弁A閉/電磁弁D開(5分間)
(2) 電磁弁B開(ご指定時間)→ 電磁弁B閉/電磁弁D開(5分間)
(3) 電磁弁C開(ご指定時間)→ 電磁弁C閉/電磁弁D開(5分間)
注意 : 電磁弁Dは配管内の湿度をパージするために設けてあります。
また、パージ時間5分は別の設定画面にて可変可能。指定時間は30分~2時間程度
(1)~(3)を繰り返し回数にて設定します(最大9999 回)。
温度は一定条件のみ
湿度は可変可能ですが条件を変えた場合、精度並びに安定度が若干変わる可能性があります。
各チャンバーの温湿度の測定で湿度センサをご使用になる場合、高温高湿では劣化のため定期的に調整が必要です。
試料チャンバーの安全を確保するためそれぞれに逃がし弁を追加。
試料チャンバー
製品仕様
標準仕様温度範囲 | -10~+120℃ |
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湿度範囲 | 10~90%rh(但し露点温度-20~+85℃DP以内) |
温度安定性 | ±0.5℃以内 |
湿度安定性 | ±2%rh以内 |